霧の中
 木曽見茶屋から峠までは約2㎞、雨は止んだものの霧が出て場所によってはもう夜が来るのでは?という暗さです。
峠か?
 広場が現れ登山口の標識、そして道には高さ制限3.3mの標識が現れます。大平峠はもうすぐです、が、先は全く見えません。

大平峠
 恐る恐る先に進むとついに峠のトンネルが姿を見せました。トンネルと言っても上がありません。覆道?というのでしょうか?心霊スポットと言われたら確かにそうですと言ってしまいそうなくらい怪しげな場所です。
雨宿り
 写真を撮っていると再び激しい雨が降り出しました。少し引き返し広場の東屋に避難し雨宿りです。
 時刻は15時を回りもう当初の予定の大鹿村は無理そうです。飯田のビジネスホテル泊が濃厚になってきました。
大平峠大平峠出口
 雨が止み再び峠へ。
大平宿
 濡れた路面の下りは慎重に。装備満載でカンチブレーキですから1度スピードを出してしまうと止まれません。時速20㎞くらいでゆっくりと下ります。ふと、速い人なら同じくらいのスピードで上るのでは?と思うのですが無理せずゆっくりと下ります。
 下りきると大平宿に着きます。大平宿は古い宿場町でしたが現在は廃村です。しかしNPO法人 大平宿をのこす会を通じて古い民家に泊まることが出来ます。また雨が強くなってきたので軒先で雨宿りです。
飯田峠
 雨は止まず時間もないので走ります。少し上ると飯田峠です。
 ここからは長い下り、飯田の街が遠く感じます。
飯田 ビジネスホテルまつむら
 何とか午後5時に駅の観光案内所に到着。素泊まりの相場は5000円位とか。駅に一番近いビジネスホテルまつむらに落ち着きました。
居酒屋一平へ記念写真
 シャワーを浴びて街へ。最近「吉田類の酒場放浪記」にはまっているのでそんな雰囲気を満たしてくれそうな栄小路という通りの一平という居酒屋へ入ってみることにしました。
 L字カウンターのみの小さなお店。鹿児島出身の女将さんが一人でやっています。小さなザックを持っていたので旅行者とすぐに見破られました。飯田名物のけたぐりや馬刺し、ジンギス焼き等を肴に地元の人や一年振りにやってきた名古屋の夫婦を交えて盛り上がり最後は記念写真を撮らせてもらい店を後にしました。名古屋のおじさんの話が止まらずいつの間にか10時を回っていたのでもう後1、2軒行くことはなくホテルに帰りました。もし飯田にまた行くことがあったらぜひ再訪したいです。
 今回の旅はいつになく出会いの多い旅になってきています。

その9へつづく