初代GREVIL+/GREVILが発表されたのが2018年末、4年の時を経てモデルチェンジ
当時メジャーメーカーの中では3つの要素を兼ね備えたバイクは少なかった。
・グラベルバイク
・太いタイヤが入る(700C*42mm,650B*2.1)
・エアロ形状
2018年,2019年のフラグシップモデルがDOGMA F10シリーズのデザイン、エアロ性能を引き継ぎつつグラベルに特化したバイクという事で話題に
新モデルの開発には近年のグラベルというカテゴリーが求めている要素を分析する必要がありました。
ライディングスタイルもファンライド、ツーリング、トレイル、レース等々
路面状況もオンロードのみではなく、オフロードのみやオンロード&オフロードの時には混合割合が7:3、5:5、3:7等々
距離も数十km、100km、160km、200kmを超えることもある。
といったようにグラベルというニッチなカテゴリーのライダーの、グラベルライディングの内容は非常に複雑になっている。
PERFORMANCE:
FULL GAS EVERYWHERE
ロードバイクをデザインするとき、エアロダイナミクス、重量、ジオメトリー、チューブの厚み、そしてカーボンの選択、これらすべてが完璧な自転車を作るために重要な役割を果たすと私たちは常に考えてきました。
そのバランスを取ることは、私たちが長年かけて完成させた芸術であり、ロードバイクでエアロバイクと軽量バイクの区別をしないのはそのためです。
グラベルバイクでも、同じアプローチをとりました。新しいGREVIL F は、あなたが行きたいところへ100%行ける、コンペティションバイクです。
私たちは、それを「FULL GAS EVERYWHERE」と表現しています。
GREVIL F は、ピナレロ・フィロソフィーの宣言です。私たちの経験、センス、技術をすべて結集し、あらゆる地形に完璧に対応し、舗装路を離れた後も純血のレースマシンのように感じられる、本当にユニークなグラベルバイクをデザインしました。
GREVIL の最新バージョンでは、真のコンペティションバイクを目指し、エアロダイナミクス性能を向上させながら、バイクの汎用性を高めることに力を注ぎました。
TICRシステム(Total Internal Cable Routing)は、GREVIL Fの空力特性を改善し、ダウンチューブのFLATBACK(フラットバック)プロファイルなどの追加機能は空気抵抗を減らし、200km 超えることもあるグラベルライドの典型的な走行距離において大幅なワットの節約を可能にし、スピードが70km/h、時間平均が30km に達する中、消費ワットを節約するごとに少しづつ勝利へと近づいていくのです。
KeyData
初代GREVIL+&GREVILと比較比較して
・BB回りの剛性が8%向上
・車体としての空力性能が4%向上
・40Km/h走行時の負荷を5W軽減
UNRIVALLED COMFORT AND PERFORMANCE
GREVIL F は、設計の初期段階から、サイズに関係なくフレーム固有の特性を維持するために、細部にわたって有機的に構想されています。
チューブを長くしたり短くしたりするだけでなく、角度を変えたり、セクション全体を見直したりして、ひとつのゴールを目指しています。それは、「すべての人に、同じ性能を体験してもらう」ということです。
サイズに合わせたジオメトリー: ジオメトリーとフォークレークの差別化により、どのフレームサイズでも同じトレイルで同じコントロール性を実現します。
・ リーチとスタック。従来のロードバイクと比較して、GREVIL F はリーチを短く、スタックを高くすることで、伸びやかなポジションを作り出し、より良い快適性とハンドリングを提供します。
・ シートチューブの角度を大きくすることで、より大きなホイールクリアランスを確保。
・フォークアングルとフォークレークの変更により、より良いハンドリングと乗り心地を確保
・ チェーンステー。422 ~ 425mm。レスポンスの良さと快適性を両立させる。700C、650B のホイールに対応。
DOGMA F,PrinceFX,Princeのロード系ジオメトリと比較してフレームのスタック値が約40~55mm高くなっている。
それよって懐に余裕を持たせることができるようになり、ロード系に多いハンドル主体のポジションではなくライダー主体のポジションが作りやすくなる。
結果、舗装路はもちろんグラベルゾーンでの操縦安定性の向上、快適性の向上に貢献している。
THE FINEST MATERIALS:
T700 CARBON FROM TORAY JAPAN, THE INDUSTRY’S MOST RESPECTED CARBON PRODUCER
フレームに使用される素材は、その性能に大きく影響します。GREVIL F では、HM(高弾性率)繊維とHT(高張力)繊維の異なる種類をフレーム各部に絶妙にミックスし、剛性と振動吸収性を究極のバランスで実現しています。
カーボンファイバーは、世界最高峰のカーボンファイバーメーカーである東レの「T700」を採用。
Fシリーズでありながら東レT1100カーボンを選択せず上記素材を選択したのは破損を防ぐための衝撃強度の向上があります。
ONE FRAME, THREE DIFFERENT BICYCLES
GREVIL は完全に自由です! 700C のホイールに25mm のタイヤを装着すれば、まるでロードバイクのように走れます。
しかし、タイヤを32C に、あるいは50C に交換するだけで、どんな障害物も克服し、あらゆる地形に対応することができます。
汎用性は常にGREVIL の主要な目標の一つである。このフレームは、どんな地形でも、どんなホイールでも、優れた性能を発揮するように設計されています。
・ ロードタイヤ:25mm以上、ホイールサイズ700C
・ グラベルタイヤ:32mmから50mmまで、ホイールサイズ700C
・ MTBタイヤ:2.1インチまで。ホイールサイズ 650B (27.5″)
お勧めポイント
より高い次元の走りを求めるとロードレーサーに勝るものはないと思います。
究極の汎用性を持ったグラベルバイクNew GREVIL Fはライダー好みのスタイルにし対応してくれます。
共通仕様を除いたお勧め構成をご紹介~
※構成概要の条件として、身長170cm前後、標準完成車仕様ベースにしています。
※パーツ仕様の互換性により選べない組み合わせもあります。
ロードスタイル
駆動系フロント:52-36T,50-34T
駆動系リア:11-28T,11-30T,11-32T,11-34T
ハンドル幅:400~420cm(中心-中心)
ステム長:90~110cm
ホイル径:700c
タイヤ幅:25~32㎜
グラベルスタイル
駆動系フロントダブルの時
フロント:50-34T,46-30T
リア:11-30T,11-32T,11-34T
駆動系フロントシングルの時
フロント:38T,40T,42T,44T,46T…等
リア:10-36T,10-44T,10-42T,11-40T,11-42T,10-50T,10-52T…等
ハンドル幅:420~440cm(中心-中心)
ステム長:80~110cm
ホイル径:700c,650B
タイヤ幅:32~42㎜(700C),40~50mm(650B)
トレイルスタイル
駆動系フロントダブルの時
フロント:46-30T
リア:11-32T,11-34T
駆動系フロントシングルの時
フロント:36T,38T,40T,42T…等
リア:10-36T,10-44T,10-42T,11-40T,11-42T,10-50T,10-52T…等
ハンドル幅:440cm~(中心-中心)
ステム長:80~110cm
ホイル径:700c,650B
タイヤ幅:38~50㎜(700C),40~50mm(650B)
フレームカラー
B301 ICELAND BLACK
B302 RADIANT AURA
B303 CHAMPAGNE
先行発表完成車
メーカー名:PINARELLO
商品名:GREVIL F EKAR 完成車
カラー:B301 ICELAND BLACK、B302 RADIANT AURA、B303 CHAMPAGNEの3色
フレーム素材:東レ T700
グレード仕様:カンパニョーロ エカル
価格:¥1,045,000(税込)
※初回はEKAR 完成車のみ/ 数量限定
※フレームセット販売と他仕様完成車の販売については後日発表(時期未定)
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※ポイントカード会員特典紹介ページ
※商品価格について
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販売価格については店頭または下記お問い合わせフォームよりご確認ください。
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