R7170 Di2 & WH-R8170 C50 TLインプレッションin高梁ヒルクライム

高梁ヒルクライム吹屋ふるさと村 第10回大会に参加してきました。
高梁ヒルクライムのフルコースは15km
398m登る平均勾配2.6%の比較的緩やかなヒルクライムコースです。


※高梁ヒルクライム公式ページから引用

スタートから2kmで約100m登る5%の坂がキツメですが、それを過ぎるとハイスピードな緩斜面がしばらく続きます。
9km付近に下り坂があり(追い越し禁止区間)これがコース全体の平均勾配を低くしている一因です。
最後にも2kmで100m登る区間があり、特にラスト1kmは一気に60mほど登る高梁ヒルクライムコースで一番のきつい坂です。
でも、トップの平均速度が30kmを超えるようなハイスピードコースではあるので、
参加者の機材もリムハイトの高いディープホイールが多く見られました。

今回レースで使用した機材は以下の通り。

バイク: Chapter2  TERE Sサイズ
ホイール:shimano ULTEGRA WH-R8170 C50 TL

タイヤ: Vittria CORSA SPEED TUBELESS READY 25C
空気圧 前 6.5bar 後 6.8bar
シーラント:Pirelli P ZERO™ SmartSEAL
ブレーキ:Shimano R7170
ドライブトレイン:Shimano R7170 Di2 2x12speed
使用歯数 50x34T 11-34T

第10回大会となる高梁ヒルクライムは久しぶりにもかかわらず、エントリー数が多かった様子。

開会式では見渡す限り人だらけでした。
開会式後はチャンピオンクラスから順にクラスごとにパレード走行に出かけていきます。

沿道には地元の方々がたくさん応援に出てこられていて、いってらっしゃい!がんばって!楽しんで!など、
一生懸命応援の旗を振って下さって、感動します。
高梁ヒルクライムが愛される理由の一つが、この熱烈な応援なのは間違いないでしょう。


パレードランで到着するのはヒルクライムレースのスタート地点です。
ここからタイム計測をして順位が決まります。

タイムはベストからは5分落ちですが、前回よりも良いタイムで走れました。

R7170 Di2 コンポーネンツのインプレッション

さて、試乗車に組み込んだ105グレードの電動コンポの感想です。
結論から言うと、「105という事を感じない」でした。

アルテやデュラエースと言った上級コンポのDi2は12速バージョンになった事で大幅なアップデートが行われました。
それは、「爆速シフト」です。

とにかく早い!ボタン押すと同時位に変速してます。
シフトの早さはモーターの動きを速くしただけではなく、チェーンと歯のデザインを最適化する事で物理的にシフトタイムラグを小さくしている事が
大きな成果を生んでいるようです。



105Di2は?と言うと、フロントの爆速シフトは上位モデルのそれとは確かな差を感じられるものの
リアのシフティングスピードはほぼ、変わらないと思えました。

おそらく、爆速シフトの条件であるスプロケットやチェーンのデザインは統一されていて、形状が同じなので
105のシフトスピードは感覚的に「上位モデルと差を感じさせない。」と言えると思います。
105も爆速シフトでした。良く出来てます。

走行中は非常に快適で、高梁ヒルクライムのコース後半の細かな勾配の変化にも
終始リアのシフトで柔軟に対応してケイデンス管理が出来ました。
まさにストレスフリーなコンポーネンツだと思います。
これが20万円ほどで組み換えできてしまうなんて、凄い時代です。

アルテグラホイール WH-R8170 C50 TLのインプレッション

レース2日前に換装した付け焼刃感のたっぷりあるホイールですが、
このホイールチョイスがハマりました。

フリー機構の違い以外は基本的にスポーク数やリム形状、スポークの組パターンまで
デュラエースホイールと同じなアルテグラホイールですが、
印象としてはかなり高剛性です。
ストレートスポークのお陰でしょうか、ペダリングからバイクの加速までのラグが感じにくく
とてもスムースに加速してくれます。

リムは50mmハイトのいわゆるディープリムですが、重くて加速が鈍い感覚はなく、
カーボンリムが相当に軽量なのかと思いますが、今回使用したタイヤも
Vittria CORSA SPEED TUBELESS READY(225g)ですからこちらの影響もかなりあるでしょう。

踏み始めればローハイト軽量のホイールの様なトルク抜け感のあるスカスカは感じず、
しっかりチェーンを引っ張ってスプロケを回して、ホイールが回転し、地面へトラクションがかかるのを
感じられる様な「時間」を感じるホイールです。
50mmハイトの軽量カーボンリムとは言え、たぶん450g程度の重さはあると思うので
脚を止めても惰性が続きやすく、慣性モーメントの高い状態を感じやすいホイールと言えます。

加速して、慣性モーメントが高くなるとギアが軽くなったように感じられるので、シフトアップしてしまいます。
そうするとさらに速度が上がり、また慣性モーメントがさらに高まるのでさらにシフトアップと、
ついついギアを上げてしまう感覚がありました。

トレイン走行時や下りでは、脚を止めても前走者に追いついてしまうので、ブレーキを多用しなければなりませんでした。
とても良い慣性を感じられるホイールです。

今回のコースでは体験できませんでしたが、速度が一桁になるような勾配のキツイ所では
苦しい場面が出てくる可能性が有りますから、オールマイティーに使用したいのであれば
36mmハイトのWH-R8170 C36を選択するのも良さそうです。


105Di2コンポキット R7170
キット価格 ¥212,900(仕様により異なります)


アルテグラホイールセット WH-R8170 C50 TL
価格 ¥196,790

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