PINARELLO ブランド紹介

ピナレロは、一人の男のレースへの情熱から生まれました。ジョバンニ・ピナレロは、ライダーとしてはジロ・デ・イタリアでマリア・ネラを獲得したことで知られていますが、フレームビルダーとしての彼の名前は、マリア・ローザやマイヨ・ジョーヌ、サイクリング界の偉大なチャンピオンたち、そして勝利の代名詞となりました。

自転車の歴史の中で最も象徴的な瞬間のいくつかは、彼の名を冠した自転車で起こりました。そして今日、ピナレロは成功の象徴であり、他の人が後に続くときには先頭に立っています。

ジョバンニは、トレヴィーゾの小さなショップで、他の人が不可能だと思っていたことを実現し、限界を押し広げて自転車の世界を変えました。彼の目的はシンプルでした。「世界最高の自転車を作ること」。70年後、ファウスト・ピナレロは、ピナレロが知っている唯一の方法である勝利によって、父の遺志を引き継いでいます。

ピナレロとイノベーションは同義です。

ヨーロッパから始まったロードバイクの歴史は長い年月を経てヨーロッパブランドを神格化し、「ロードバイクはこういう物」という固定観念のような考え方が多くなりました。
ライダーはレースを走る競技者だけではなく、サイクリングやツーリング、街乗りなどロードバイクを乗る指向は多岐にわたるようになった2000年代では
ライダーがより速く、より快適に走れるための工夫。剛性、軽量性、エアロ、振動吸収、サイジング、フィッティングなど様々な要素をアメリカメーカーがリードし開発されていました。

ピナレロはヨーロッパブランドの中で一早く、古い考えに捉われる事無く下記のような先進的なテクノロジーをロードバイク開発に導入していっているブランドです。

Think Asymmetric™
本当の“均等”を生み出す非対称フレーム

自転車フレーム(特にレース用)には強い非対称な力が作用します。
右側にしか無い駆動パーツと左にしかない制動パーツ。

新しいONDA™ フォークの形状は、従来のONDA™2フォークと比較して54%も空気抵抗が少なく約10%軽量にできています。
ディスクブレーキ用とリムブレーキ用は、それぞれの特性に合わせて最適化されています。

サー・ブラッドレー・ウィギンスが新しいアワーレコードを樹立した BOLIDE-HR で生まれたアイデアに ForkFlap™ があります。
これはホイールの周りに発生する乱気流を整える働きがあり 高速域でのハンドリング精度と安定性を高め、従来型のフロントフォークと比較して空気抵抗をおよそ10%軽減します。

DOGMA F8から続く第3世代のDOGMAシリーズは、空力特性が従来モデルと比較して格段に向上しています。
今に続くエアロダイナミクスの追及は、レコードブレーカー「BOLIDE(TTバイク)」 から多くのテクノロジーを受け継いできています。

BOLIDE(TTバイク)から空力性能に優れた Flatback™ プロファイルを受け継いでいますが、ダウンチューブの新しいデザインとしてBOLIDE-TTのコンケーヴ(凹型)ダウンチューブを採用、
ダウンチューブとウォーターボトルの領域におけるエアロダイナミクス特性が飛躍的に向上しています。コンケーヴ・ダウンチューブのおかげで、1キロメートル当たり0.8秒短縮できる。
これはDOGMA F8と比較して150 kmの距離で2分の節約を意味します。

TiCR(トータル・インテグレーテッド・ケーブルルーティング)の採用により、バイク全体の空力特性が劇的に改善されます。各種ケーブルは、ハンドルバーからステム内を通り、
大口径化されたヘッドベアリングの空間を抜けてフレーム内に導かれます。特にハンドルバー周辺は従来のTALONインテグレーテッドハンドルより、
剛性が8%高く、空気抵抗が5%低く、重量は10%軽減されました。

東レ(株)は、我々へ独占的にカーボン素材を供給してくれました。日本を本拠にする繊維素材メーカーである東レ(株)は、
特別なファイバー製品を生産できる能力を持ち、最も重要な航空宇宙と自動車産業に素材を供給できる生産テクノロジーと、
新技術を開発する革新性を併せ持つ素材分野での世界的リーダーです。東レ(株)のトレカ部門は、
新しく開発したNanoalloy®テクノロジーを適用した最新の炭素繊維材料「T1100G」をピナレロに提供しています。

 

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