COMPETITION GEOMETRY
ピナレロのバイクは、これまで通算30回グランツールを制覇してきました。
70年にわたる輝かしい勝利と絶え間ない改良が、マーケットにおいて最高のレーシング・ジオメトリーに凝縮されているのです。

PRACTICALLY MADE TO MEASURE
競合するトップ・グレード・ロードバイクは、6～8サイズが主流ですが、ピナレロ Fシリーズでは9サイズをラインナップしています。
それは何故か？
大きな目標を目指すサイクリストにとって、ポジショニングは最重要課題です。だからこそ9つものサイズのレーシング・ジオメトリーが開発されました。

A DEDICATED CARBON FIBRE
ピナレロ Fシリーズには、ライダーのニーズに応じた様々な種類のカーボンファイバーが用意されており、これらは、パートナーである世界有数の炭素繊維メーカーである日本の東レによって提供されます。
T900：F9 / F7で採用され、反応性、軽量、振動吸収の理想的なバランスを提供し、レースに最適です。
T700：F5に採用。優れた応答性とパフォーマンスを維持しながら、路面振動を吸収する能力が向上しています。

WIDER CLEARANCE, WITHOUT COMPROMISING RESPONSIVENESS
コンパクトで反応性に優れるリア・トライアングルでありながら、最大30mmのタイヤが装着可能なクリアランスを実現。
リア・トライアングルのサイズと、チェーンステーの長さは、バイクの反応性とハンドリングにとって重要で、ピナレロFでは、チェーンステーを406～410mm *1 に保ちながら、最大30mmのクリアランスを確保することに成功。これは汎用性とパフォーマンスの完璧な調和です。
*1 フレームサイズによって異なります。

INTEGRATED SEATPOST CLAMP
軽量化とエアロダイナミクスのどちらも向上。
ピナレロ Fシリーズの大幅に改良された統合シートポスト・クランプは、以前のモデルと比較して、重量を39g削減し、エアロダイナミクスを向上させます。
小型化したことでトップチューブとシートポストを薄くすることが可能になり、エアロダイナミクスをさらに向上させます。

ASYMMETRIC FRAME
アシンメトリーなシートステーとチェーンステーで、完璧なシンメトリーライドを実現。
アシンメトリーは、ピナレロのDNAです。 ピナレロのバイクフレームは、チェーンによって加えられる大きなねじれのバランスをとり、シンメトリーなライディングフィールを得ることを可能にする、アシンメトリーな構造になっています。

IMPROVED BATTERY PLACEMENT
電子制御グループセットバッテリーのスペースを、ボトムブラケットシェル内に確保。
電子制御グループセットバッテリーを、ボトムブラケットシェル内に配置することで、シートポストは薄く、フレーム全体の空力性能を向上させるとともに、重心を下げ、定評のあるハンドリングをさらに改善することができました。